当然のことながらサイズ選びも重要です。小さすぎては手を広げにくくなり、大きすぎてはズレてボールをしっかりグリップできません。
サイズは、手首から中指の先が目安となることが多いのですが、手の厚さや指の太さなど、その他の要因も関係してくるので、あくまでも「目安」としてお考えください。(QB CLUB 店頭では全商品試着が可能です!)
また、指の長さは個人差が大きく「5本の指すべてがグローブにピッタリ」というケースは稀です。ご自身が、どの指のフィット感を重視するか決め、着用した際、「指が広げにくく無いか」などの感覚を確認しましょう。
アメフトグローブの選び方
そのアメフトグローブ、デザインだけで選んでいませんか?
最近ではポジションに関わらず、ほとんどのアメフト選手が着用しているグローブ。ファッションだけでは無い、その「目的」や「選び方のポイント」、「メンテナンス方法」まで詳しく解説します。
1.アメフトグローブを付ける意味
そもそも、アメフトグローブを付ける意味って何なんでしょう?改めて整理して考えてみましょう。グリップ力
最近のグローブは、粘着性の高い素材を使用しているので、素手よりグリップ力が増し、ボールのキャッチングやハンドリングを助けてくれます。さらに、そのグリップ力はタックルやブロックする際にも有効で、ボールを扱うポジション以外でも多くの選手が着用する理由になっています。手の保護
プレー中は、ハードなヒットを手に受けたり、タックルの際に相手と地面に手が挟まることはよく起こります。そんな時、グローブを着用していれば、打撲や擦り傷から守ってくれるでしょう。パッド入りのグローブは衝撃をしっかり吸収してくれます。ファッション
こちらは説明不要ですね。NFLやNCAAで活躍する選手たちのように、それぞれのコーディネートを楽しんでください。2.アメフトグローブの種類
グローブを付ける意味について理解できた後は、選ぶべき「種類」について見ていきましょう。 グローブの種類は大きく分けて3つ。目的に合わせてお選びください。それぞれの違いは以下のとおり。レシーバーグローブ
ボールのキャッチングに重点を置いたグローブ。各メーカーが「指の動かしやすさ」や「ボールのグリップ力」で競争しあうカテゴリーです。名前に「レシーバー」と付いていますが、フィット感の良さと種類の豊富さから、日本ではラインマンも含め、全ポジションの選手が使用しています。レシーバーグローブ はこちら
レシーバーグローブ(パッド入り)
レシーバーグローブをベースに、手の甲部分にパッドを配置したグローブ。ラインマングローブと比べると薄めのパッドですが、手を保護しながら、指の動かしやすさも確保したバランスの取れたタイプです。プレー中に激しいヒットを受けながらも、ボールに触れる機会が多い、ランニングバック(RB)やラインバッカー(LB)に人気。レシーバーグローブ(パッド入り) はこちら
ラインマングローブ
パッドがしっかり入った重厚なグローブ。中には手首を固定するタイプもあり、完全にラインマン仕様。ライン以外のポジションで使う事はほとんどありませんが、ラインマンにとっては安心できるグローブと言えるでしょう。ラインマングローブ はこちら
3.サイズ選びのポイント
当然のことながらサイズ選びも重要です。小さすぎては手を広げにくくなり、大きすぎてはズレてボールをしっかりグリップできません。 サイズは、手首から中指の先が目安となることが多いのですが、手の厚さや指の太さなど、その他の要因も関係してくるので、あくまでも「目安」としてお考えください。(QB CLUB 店頭では全商品試着が可能です!) また、指の長さは個人差が大きく「5本の指すべてがグローブにピッタリ」というケースは稀です。ご自身が、どの指のフィット感を重視するか決め、着用した際、「指が広げにくく無いか」などの感覚を確認しましょう。ユースサイズ(子供用)グローブの選び方は?
「小中学生やチェスナットリーグでプレーする子供の場合、成長期なので少し大きめを選んだほうがいいですか?」といったお問合せも多くありますが、やはりそのときにしっかり手にフィットするものをオススメしています。成長に伴って手のサイズも大きくなりますが、グローブは消耗品と考えてお子様がパフォーマンスを発揮できるグローブを使用いただくことが良いでしょう。手にフィットしたグローブを使用することは無用なケガの防止にもつながります。成長に合わせてグローブも買い換えることが望ましいでしょう。4.グローブのメンテナンス
粘着性
グローブの手のひら部分は粘着性が高い分、砂埃などもよく吸い付いてしまいます。固く絞ったタオルなどで、砂埃を拭き取ると若干は回復するでしょう。とは言え、新品の時が一番良い状態ですので、試合用と練習用を分けて用意している選手も沢山いらっしゃいます。グローブの粘着性を高めるグローブオイルやすべり止めの使用もオススメ。グローブ用すべり止め はこちら
洗濯
メーカー表示で「洗濯機OK」というモデルもありますが、素材への負担が少ない「手洗い」をオススメします。洗った後は「日陰」に干すことをお忘れなく。以上がアメフトグローブ選びの基本です。デザインだけでなく様々な性能や目的、ポジションなどを考えた上で、プレーヤーに合ったグローブ選びを行ってください。
販売中のアメフトグローブはこちら↓↓実際には使ってみないとわからないこともあります。QB CLUB の店頭で試着しフィット感を確かめていただくことが理想ですが、遠方の方など来店が難しい場合はお気軽にご相談ください。
各メーカーからは毎年新たなモデルが発売されており、サイズや素材、性能など常に進化していますので、様々な商品をチェックしてみてください。
プレーヤーの皆さまが理想的なグローブに出会えることを願っています。